【年収960万円の所得制限】の違和感に気づけるようになろう!【収入と所得】がわかると世界は変わる

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こんにちは!アッコです

先日は金曜日のお金の話がアップできず・・・

少し遅れて【日曜日のお金の話】お届けします、笑

テレビもネットも、うのみにできない時代

今日の記事タイトルを読んで

【収入】と【所得】

この違いがサクッとわかった方は
どれくらいいたでしょうか

最近にテレビやネットを賑わしている
年収960万円の所得制限】

これ、お金の知識が
ある程度ある人にとっては
全くもって意味がわからない日本語です

ここでいう【所得】の意味は
一般的な意味での
【所得=収入】
ということらしいのですが・・・・

正直、日本を動かすトップの方々と
大手マスコミの
お金の話をする時の
表現力のなさ
配慮のなさにガッカリです

インターネットが世の中に出始めた頃は
ネットの情報なんて、と言われたりしました

ちょっと前までは
テレビの情報は嘘、
ネットの方が正しいと言われたりしました

じゃあ今は?
正直どっちもどっちかな
というのが私の正直な感想です

【収入】と【所得】がわかると世界が変わる

実は、辞書で
【所得】を調べると
【収入】って出てきます

出てきますが・・・

児童手当を受け取れるか
高校無償化の対象になるか
緊急支援の給付金を受け取れるのか・・・

このような金銭的な支援を受けられるかどうか取る際の
【収入】と【所得】の意味は

全く違います!!!

どこか一つくらいは
そういった区別ができている
大手メディアなりあるかなと期待して

色々と検索かけてみましたが
今の所、そういうメディアは
見つけられませんでした

そろそろあるかもしれませんねー
あって欲しいと思います!

【収入と所得】は【空気と酸素】ぐらい違う

収入と所得って
聞いた感じの印象が似ていますよね
区別が難しいのはよくわかります

でも【収入と所得は】
【空気と酸素】と同じぐらい違います

空気と酸素も似た感じがありますが
全くの別物

「タンクに入ってるのは酸素じゃなくて空気です」

これはプロとして
スクーバダイビングを教えるお仕事経験があれば
講習中にほぼほぼ使うフレーズですが

私がイントラやってた時はそうでしたが

令和のイントラさんは違ってたらすいません

スクーバダイビングをするときに
水中に潜って呼吸をする
ダイバーが背負ってるあの重そうなやつ↓

↑これですよー

酸素ボンベと勘違いしている方が
沢山います

不思議なことに
これって昔からずっとある間違いで

少なくとも私がダイビングを始めた
20数年前から今でもなお

テレビや雑誌、
ちょっとしたイケメン俳優のエッセイ本なんかにも

【酸素ボンベを背負って海に飛び込んだ瞬間
見えたものは!】

なんて書いてあるくらい放置されてる間違いです

ダイバーが背負ってるあれの中には
酸素じゃなくて空気が入ってます

酸素ボンベ背負ってスクーバダイビングしたら
エライことになります

(詳しく知りたい人は
【酸素中毒】【スクーバダイビング】
でググってみてください)

地球上のいわゆる空気は
窒素が約78%、酸素が約21%
その他の成分が約1%です
簡単な理科の知識ですが
【空気】と【酸素】全然違います

それと同じくらい
税金とか給付金とか
そういったことの説明に出てくる
【収入】と【所得】は全く違うのです!

【収入】ー【経費】=【所得】

ざっくり収入というのは
入ってきたお金全部のこと

【所得】というのは
収入から経費を差し引いたものもことです
【収入】ー【経費】=【所得】

なんですよー!!!

この【経費】というのは
自営業じゃないと発生しない
会社員にはないんじゃ?

と思う人もいるかもしれませんが
ここでいう【経費】は生きていくためのお金
としてとらえてもらえるとわかりやすいと思います

具体的には【〇〇控除】
という形で生きるための経費は
収入から差し引かれる仕組みになっていて

例えば日本で生活している
一定の収入のある人は
社会保険料を支払います

これって
生きていくために絶対必要なお金
【経費】です

だから
収入から所得を計算する時に
【社会保険料控除】として収入から差し引かれます

【基礎控除】48万円は
人が1年間生きていくのにかかるお金として
誰でも差し引ける経費

【扶養控除】は
自分の子どもや親、配偶者を
最低限養っていくために必要な経費

19歳から23歳未満の
高等教育費の負担が大きい
【特定扶養親族】が家族にいる場合は
その分扶養控除額が上乗せされます

いかがでしょうか?
なんとなく収入と所得の区別
イメージできるようになったでしょうか

同じ年収960万円でも状況によって所得は全く違う

今までの話をしっかり理解できたら
同じ年収でもその人の生活状況によって
所得は全く異なる、ということがわかります

独身でお金は自分のことに全部使えるよー
という年収960万円の人と

子どもが4人いてこれから
子どもたちが受験を控えている
親のことも養っている
という年収960万円の人とは

所得は全く変わってくるんです

ぶっちゃけ
都心で暮らしていて
子どもが3人とかいて
私立に通わせてて受験生もいて
住宅ローンも払ってて・・・

みたいなご家庭だったら
年収960万円でも
生活にそれほど余裕はないかもしれません

なので、今回の給付金受給の条件で発表された
【年収960万円の所得制限】については
所得960万円の間違い?

と私は思いましたが
今の所集めた情報によれば

児童手当の支給要件をベースとして
【世帯主の年収960万円以下】」
が給付の目安、のようです

判断基準として一つ挙げると

今現在受け取っている児童手当が
満額で受けとれていれば給付金は受け取れるけれど

子ども1人あたり
月額5,000円の特例給付になっている場合は受け取れない、
と考えて良さそうです

児童手当に関して言えば
年収960万円できっちり線引きされてるわけではなく
扶養親族の数により
【所得】で線引きされています話題の【960万円】と言うのは
内閣府の児童手当の所得制限一覧表で確認すると扶養親族等の数が3人
(児童2人+年収103万円以下の配偶者の場合 等)

という条件があり、
収入額目安【960万円】となっています

扶養親族の数が
3人より少なければ収入目安は960万円より低くなりますし
3人より多ければ収入目安は960万円より高くなります

まだきっちりはっきり
発表されてないのでなんとも言えませんが

今回の給付金受け取り要件等は
日本のエライ人たちがたくさん集まって
色々考えて出した結論です(きっと)

なので内容について
どうこう言うつもりはありません

ただ、発表の表現については・・・

やっぱり【年収960万円の所得制限】
と言う言い方は誤解を生むし

もう少しわかりやすい表現を選べたのでは?
と思ってしまいます

給付金については
今後、またはっきりしたことがわかったら
追って情報をあげていきますね!

自分の身を守るためには 知識武装が必至!という時代がきている

SNSを見ていても
間違った情報を悪意なく
拡散している方がたくさんいて

それに右往左往している人も
たくさんいて

それがとても私の中では
とっても引っかかった出来事でした

間違った情報が
ものすごいスピードで拡散されてしまう時代です

私たちにできることは
日頃から地道にコツコツ知識武装する

そうして得た知識のアップデートも
定期的にやる

これしかないんじゃないかと
思わされました

家事に育児に忙しいママには
到底無理!と思っちゃうような話ですが

例えば、
子どもが机でお絵描きをしているとき
少し大きくなったら宿題をやっているときに
一緒に本を読んだり
新しい知識を身につけたり

そんなことが習慣になれば
それは可能になるんじゃないかと思います

また、それを
より簡単に手軽にできるように
本当に微力ながら行動することが
私のやりたいことだなと
改めて思いました

ここまで読んでくださってありがとうございます

最後にお金の基礎を学ぶ本として
私自身も活用している書籍をご紹介します

節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けないお金の超基本 節約・貯蓄・投資の前に [ …

注意点としては同じ本でも
発行された時期によっては
情報が古くなっている場合もあります

特に税金制度に関しては変更が頻繁なので
部分的には公的なサイト等で
必ず確認するようにしましょう!

どこの誰が出してるかわからない
情報は鵜呑みにしないこと!

公的なサイトで調べたけど
わからないよって時は
LINEメッセージで気軽に聞いてくださいね^^

なんだかんだとブログで書いたところで
私の文章力のなさでは
伝わりにくいところもあると思います

近い将来facebookを使った
動画での解説を考えていますので
よかったらfacebookもチェックしておいてくださいね!

 

詳細はまたこちらや公式LINEで
お伝えします

朝晩の冷え込みがキツくなってきたので
どうぞご自愛ください

それでは!

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